室内ドア「戸当り破損」代替修理交換DIY 風でバタンとドアが閉まらない対策

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風が入り込む部屋のドア(扉)のドア枠にある「戸当り」が、上記写真のとおり、壊れてバキバキになってしまいました。
そのため、戸当たりの修理・交換・補修と、今後の対策を行いました。
室内ドアの戸当りが割れたので、修理・交換した記録として残しておきます。

まず、室内ドアの枠の部分のパーツ(部品)の名前ですが、そもそも建材屋や建築家ではありませんので、その構造の名称を調べるところから始めました。
少し苦労しましたが、ドアが閉まる際に、受ける出っ張りの木材のことを、前述したとおり「戸当り」と言うそうです。

我が家の室内ドアのセットは、松下電工(Panasonic)と名が入っており、戸当りの部分は、木材と言うよりは、実際にはプラスチックの四角い枠に、ゴム帯がついていて、ドアの隙間を無くすような構造になっています。
その戸当たりが、へこんだ部分にはまっている構造になっています。




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戸当たりを撤去して、その部分の隙間が開いたままでも良いのですが、結構、すき間ができてしまいますので、冷房効率は悪くなるでしょうし、冬は部屋も暖まらないでしょう。
また、他の大丈夫な部分への負担も掛かり、余計なところまで、破損が広がる可能性もあるため、修理することにしました。

高さはちょうど2m(200cm)でした。
ドア枠にはめる幅は、1.75cmくらいです。

戸当り破損

なければ、諦める予定にしつつ、ホームセンターに買いに行ってみることにしましたが、ちょうど、良い物があるとは限りませんので、小さな物差しも持参して、向かいました。
ちょうど、良い物が見つかれば、それでなおして、見つからなければ、バキバキとなって、はがれてしまった戸当りを修繕して、再利用する計画としました。
ホームセンターは、私の近所で、一番、建材類も豊富な、ロイヤル・ホームセンターに行ってみました。

結論から申し上げまして、ロイヤル・ホームセンターの資材コーナーを、約5分くらい、うろうろしましたら、戸当りが売られていました。
ただし、松下の物ではなく、標準的なタイプのようなのが、1種類だけ(絵柄は3種類くらい)ありました。
選択の余地がないので、絵柄が近い物を購入します。

戸当たり

ホームセンターで売られていた戸当たりは、壊れたものとピッタリあてはまるモノではなく、ドア枠の凹みに、パシッとはいる構造にはなっていませんでした。
下記は壊れた戸当たりと、比較したものですが、絵柄は、壊れた戸当たりと、ほとんど変わらない状態でしたので、OEM生産で松下に卸している業者さんの戸当たりなのかもしれません。

戸当り修理

市販の代替品は、そのまま、はまらず、貼り付ける形にるだろうと、建材用の両面テープも購入して、両面テープで固定する作戦にしています。

建材用両面テープ

費用的には、戸当りが、1本1100円(税込)くらいでして、両面テープが900円(税込)くらいです。
建築業者さんを呼んで、見積もりを取るよりは、格段に安くすんだとは存じます。
ただし、市販されていた戸当たりは、長さは210cmと、約10cm長いので、ノコギリにて、カットする作業が余計に掛かりました。
また、市販の戸当りには、最初から細い両面テープが張られていたのですが、それでは不十分なため、更に戸当りと幅が同じ両面テープを重ねて、ドア枠に固定させたと言う感じにしています。

戸当り交換

新しい戸当たりを、両面テープで、張っただけですが、ドアが閉まると、直接、戸当たりに、ドンと当たらない(当たるかどうか、ギリギリ)のところに、貼り付けましたので、両面テープでも、強度的には全く問題ありません。
ともあれ、ドアの戸当たりの部分、100%元通りと言う事ではありませんが、特に違和感なく、交換修理することができました。
素人DIYではありますが、言われないと、交換したとは、わからないでしょう。

戸当り交換DIY

なお、戸当たりを自分のDIYで交換したとしても、また、風が吹いてくれば、ドアが閉まる勢いが強く、新しい戸当たりも、同じく破損する可能性があります。
私自身は「防音」を重視しているため、窓やドアを開けた状態にすることは無いのですが、仕事中など、家族が知らないうちに、家全体の換気などのため、ドアを開けてしまうのです。
開けないようにと、イチイチ説明しても、これがまた、聞き耳持たずと申しましょうか、忘れてしまったりもします。
そもそも、窓を閉めて、部屋に風を入れなければ良いのですが、新型コロナ対策などで「換気」が必要でもあるとでも言われれば、反論もできません。
特に、ベランダに洗濯物を干す際に、短時間だけでも窓を開けていると、風が入って部屋を抜けてしまい、ドアが度々「バタン」と強く締まることがある状態ですので、根本的な解決とはなりません。




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このように、再び、バタンとドアが強い勢いで閉まると、そのうちまた、ドア枠の戸当りが、壊れてしまうことになるでしょう。
そのため、ドアが強く締まらなようにする対策も、追加作業致しました。
選択したのは、下記の開戸引き込み装置 エコキャッチで、木製ドア専用です。

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ドアを開けたら、自動で閉まってくれる装置(ドアクローザー)と言う事ではなく、強く締まろうとした際に、最後の段階で、ゆっくりと、ドアを閉めてくれる装置となります。
すなわち、ドアを中途半端に、色々な各戸で、開けておくことは可能ですので、誰かがドアを閉めなかった際に、ドアをしめてくれると言う事ではありません。
ドアが閉まる際の、最後のところで、ゆっくり閉まるようになる装置です。

開戸引き込み装置 エコキャッチ

どんな風に閉まるのか、言葉で説明するのは、難しいので、実際に閉まる様子を撮影してみました。
よければ、下記の動画にて、ご確認いただけますと幸いです。

もし、我が家と同じように、風が部屋に入って、ドアが「バタン」と閉まってしまう状況の方がおられましたら、壊れる前に、上記の装置をセットすることをお勧め申し上げます。
簡単な話、当方も、最初から、上記の装置を付けて置けば、ドアの戸当りは、壊れていなかったと言う事になります。

購入時には、左開き用と、右開き用の2種類がありますので、ご注意願います。
上記の動画のドアは、左開きと言うタイプです。




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なお、この装置の設置・取り付けは、説明書を見ただけでは、よくわかりませんでした。
メーカーサイトにある、下記の取付用動画を見て、はじめて、取付方法がよくわかりましたので、付け加えさせて頂きます。

メーカーの取付作業説明動画

以上、簡単ではありますが、戸当の交換DIY作業でした。