横浜銀行さんの「自動車ローン」(マイカーローン)を2025年に利用してみましたので、その時に手続きで必要だったこと、日数・時間がどれくらいかかったのか?、必要な書類など実録・クチコミ情報として記録を残しておきます。
執筆時点での情報になりますことご容赦願います。
今までは現金一括払いでクルマを購入することが多かったのですが、新型コロナの影響で個人事業が縮小となり、現在、会社の正社員をメインとして頑張って働いています。
その通勤でも使っている車がそろそろ買い替え時期という事態になりました。
新車購入にあたり、ディーラーの残価クレジット、ディーラーのローン、自動車リースなども、もちろん検討致しました。
執筆時点で残価クレジットは金利2.5%、ディーラーローンは金利6.8%、横浜銀行さんのマイカーローンは0.9%~2.55%となっていました。
誰もが0.9%を期待すると思いますが、必ず0.9%の最低金利で利用できる訳ではなく、それに近い金利になると言うことでもありません。
よって金利で比較する場合は最高利率で検討する必要があります。
また、横浜銀行さんの金利は「変動相場制」ですので、日本の金利が将来上昇すると高くなる可能性があります。(一般的な変動金利のローンでは、半年ごとに金利が見直されます。)
実際、ここ数年は金利上昇傾向にあります。
しかし、30年返済など長期の住宅ローンと異なり、今回の自動車ローンは5年返済を想定したので、上がったとしても微増であり受ける影響は少ないと判断しています。
横浜銀行さんの自動車ローンの特徴と申しましょうが、概要は下記のとおりです。
原則として保証人は不要 (必要な場合もある)
保証料不要
繰上返済が何度でも可能 (はまぎんマイダイレクトで手数料が無料)
変動金利型ローン (金利が上がると支払額も増える)
インターネット上で手続きが完結する (店舗に行く必要がない)
固定金利の場合、金利設定は変動金利より高めですが、金利に変動がないので7年・10年など長期で借りる場合は良いかも知れません。
なお、ディーラーローンだと保証人が必要な場合がありますが、横浜銀行さんは不要なので助かります。
自動車メーカーの残価設定型クレジットは、スマホで言う24回の分割払い・スマホお返しと同じ原理で要は「レンタルしている」(借りている)と言うことになりますが、その残価が安くて損ですしトータルの支払総額も高いと感じています。
そのため、小生の場合はスマートフォンでも通常購入して、買い替え時に中古として売る方法をいつも取っていて、実際の支払額が少なくて済んでいます。
ただし、やはりスマホは2年くらい、クルマは3年か5年サイクルで交換していかないと、中古買取額が高くないのでそこは注意です。
よって自動車の新車購入時も、何年間、そのクルマに乗るのか?というところが、どのローンを選ぶかという分かれ目になると思います。
ちなみに銀行ローンの場合、クルマの所有者は自分になり銀行にはなりませんので、売却時の手続きも面倒なことにならないということもあります。
ローン契約の承認は、年齢・家族構成など借りる人の状態によっても審査基準が異なりますので自分の情報も掲載しておきます。
50代男性・既婚
家は家族持ち
年収 300万円 で申請 (実際にはもっとあるが転職した年で証明書提出が困難だったため)
負債(借金)なし (もちろん過去に返済事故なし)
勤務先の親会社は上場企業
若いころに通帳だけ作って残高も少し入っている横浜銀行さんですがメインバンクにはしていません。
ここ1年~3年間では子供の大学授業料などの振込用にも使っていましたが、残高は10万円程度しか残っていない状態ですが無縁ではありませんでした。
ともあれ、銀行の自動車ローンを利用するのははじめての経験で多少の不安もありました。
借入5秒診断
まずはお試し診断みたいな「借入5秒診断」なるものがあります。
その結果は最大300万円まで融資可能との情報になりました。
もちろん本審査とは異なりますのであくまで「仮」ですがひと安心です。
皆様もぜひ試して頂ければと存じます。
仮審査のクチコミ情報
仮審査では実際に借りたい金額が必要で、あとから変更はできません。(変更したいときは再度仮審査が必要)
まだ、ディーラーで見積もりをとっていない段階で、乗ってるクルマの下取り価格もわからないので、おおよその検討をつけて申請しました。
この記事では300万円で仮申請したと仮定します。
このまま審査に受かれば、最大300万円借りられるということになり、その範囲であれば実際に借りる額はあとで減額調整できるようです。
もし手許現金が100万円あり、頭金として100万を販売店に入れる予定であれば、200万円で仮申請してもOKです。
借りる金額が少ないほうが、金利も少なくなり支払総額が減りますので、可能であれば頭金は用意したいところです。
もちろん、仮審査に受かって、やっぱり銀行ローンを使わない時には無料でキャンセルすることができますので安心です。
仮審査の時間(期間)ですが、横浜銀行の説明では「即日~」とありました。
ということで、月曜日の朝9時頃にインターネット上から仮審査を申請。
必要な書類は、運転免許証やマイナンバーカードを写真て撮影したデータでした。
送信してその当日の夕方19時頃に、仮審査に合格した通知が届きました。
メールにて回答があります。
この仮審査にて予定金利も決まり、この審査結果は約3ヵ月間有効です。
ワタクシの場合、金利は 2.0% になりました。
執筆時点で横浜銀行のサイトでは 0.9%~ と記載されていました。
この最低金利が適用されるのは他のローンでも同じですが、最大借入額に近い水準の場合です。
横浜銀行・マイカーローンでは最大1000万円までが融資上限となっていますので、その1000万に近い場合は、0.9% に近い金利が適用されるものと推測します。
300万円程度で0.9%が適用されることはほぼ無いようです。
なお、仮審査で落ちても信用情報に傷は残りません。
もし落ちた場合は、借入金額が少なくなる方法を考えましょう。(頭金を増やす・クルマのグレードを下げるなど)
新車の契約
この仮審査結果を受けて、さっそくディーラーを訪問して契約してきました。
実際の注文書(契約書)がないと、銀行の自動車ローンの本審査に進めません。
見積書ではダメです。
前述のとおり頭金を用意できるのであれば、ディーラーにいくらか直接支払いして、その差額(残りの必要額)をローンにすればよいです。
もちろん、下取りがあれば、下取り価格を引いた残り額をローンにすればOKです。
まぁ、実際にはディーラーで契約した際に、申込金(新車の場合で10万円など)が必要なので、それが実質最低の頭金になります。
※ディーラーにもよりますが10万円はクレジットカードで支払いできました
当然、頭金・下取りで支払額を抑えて、不足する額だけをローンにすれば、金利もその分低くなります。
私の場合はナシでしたが別途自動車保険に入ったり、スタッドレスタイヤを購入したり、何か自分で部品を購入する場合なども、その額を借りる総額に上乗せできます。
私の場合、頭金・下取りがあり、支払額は230万円になりましたので、ディーラーに収める残額との同額を銀行ローンで借りることに致しました。
本審査クチコミ情報
ディーラーと契約して注文書をもらったら、いよいよ本審査が可能です。
必要な手続きをよく読んで、注文書を写真撮影してデータを送信などしました。
本審査の期間ですはだいたい10日間程度必要なようでしたので、早めに対応できるとよいでしょう。
もし追加で必要な書類提出や、書類などに不備があると更に日数を要しますのでね。
そして、本審査に合格すると、銀行から直接契約先(ディーラーなどの販売店)にお金が振り込まれるということになります。
自分の名義にて購入先等に銀行側で振込手続きをおこなってくれます。
ただ、この振込もすぐに実行される訳ではないので、とにかく早めの手続き進行が良いです。
そのような経緯もあり、銀行に本審査を依頼してから、実際にお金を借りられるまで最短で17日程度必要でしたので、納車が早くなる場合は注意が必要です。
正式審査合格後の振込日は指定可能でした。
※ディーラーに自分から全額振込した場合には、銀行からは自分の銀行口座に振り込んでもらうこともできるようです
なお、例えばディーラーに支払う額が250万円だった場合でも、例えば自動車保険のためやスタッドレスタイヤ購入など手元に10万円残しておきたい場合は、銀行に260万円で申請できるようです。
その差額10万円は、自分の個人口座に振り込みされるとのこと。
長期返済では利息分が大きくなるので、3年(36回)以内など、少ない回数で完済するほうが望ましいと言えますが、これは毎月の家計との相談ですね。
月々の返済に余裕がでれば、繰上げ返済で借入残高を減らすこともできますので無理のない設定が良いでしょう。
正式承認のクチコミ情報
私の場合、本審査申請から本審査合格(正式承認)は4日後の午後15時頃メールが届きました。
10日程度とありましたので、土日挟んでの4日後は思いのほか早かったです。
職場に在籍確認の電話が行ったのかは不明ですが、銀行から事前に在籍確認するとの連絡はありませんでした。
最近は仕事場に電話しますねと銀行から事前に通知があるという話もあるので、在籍確認は無かったのかな?と感じています。
追加で必要な書類提出などは不要でしたが、実際の承認額は仮審査の300万円から約30万円減額され最大270万円になりました。
これはディーラー注文書に基づき、実際の注文額(250万円)+20万円と言う感じですので、不足することはありません。
実際の注文書に基づき、必要な額+20万だけ承認されたという感じで、資金が足りないと言うことではないので問題ないところです。
それから、実際に借りる額(本審査の最大額範囲内)で、返済期間(年月)など希望する情報を入力します。
私は多少頭金としてディーラーに支払った額(10万円)がありましたので、銀行から借りる額は240万円ほどにして申請。
その額と返済期間で、実際の毎月支払額などが自動表示されるので、いくつか試して最終的に決めました。
振込日のクチコミ情報
実際に振り込みされる最初の日は、本審査合格から最短で16日後との表示でした。
これはちょっと長いな?と言う印象ですが、ディーラー指定の支払期限までは5日間ほど余裕がありましたので、なんとかひと安心です。
ただし、ディーラーでの契約から納車までが1ヵ月を切る場合や、中古車では間に合わない可能性もありますので注意が必要だと感じました。(私の場合で仮審査申請から書類不備なくスムーズで振込まで25日必要だった計算)
このあと「はまぎんマイダイレクト」から返信が届いたら、正式手続きとなりますが、すぐに届かず不安に。
よく説明を見たら「原則、契約準備のすべてのお手続きが完了した日の翌銀行営業日までにメールをお送りします。」と記載されていました。
このタイムラグの間、横浜銀行さんの「はまぎんマイダイレクト」を使っていなかったのでインターネットバンキングの新規登録をしています。
さて、翌営業日にメールが来ると思っていたら、来ませんでした。
ただし、翌々日の昼くらいに届きました。
どうやら、本審査合格して実際に借りる額を最終決定した操作が15時過ぎだったので、その日は営業日とみなされず、翌日に手続きしたことになり、その次の日(翌々日)にメール来たという印象です。(わかりにくい)
浜銀ダイレクトでの振込先情報手続き
ということで、横浜銀行ダイレクトからメールが届き、最後の手続き送信を行いました。
この手続きで必要な情報は、ディーラーさんの振込先銀行口座や、各確認事項の承諾などでした。
ここで初めて分かったのですが、ディーラーに振込する際に自己資金+銀行ローンで借りた額にする際には、自分で振込する予定金額を先に契約した横浜銀行の自分の口座に入金させておく必要性があるという点です。
例えば、銀行から100万円仮りて、自分で150万円用意する場合には、口座にあらかじめ150万円入金させておいて、振込実施の際に合計250万円が口座からディーラーに振り込まれるということになるようです。
面倒なので頭金を用意できる場合は、契約時の金額として先にディーラーに支払い、その後に正式な注文書をもらったほうが得策に感じました。
私の場合、ディーラーに振込する残金240万円と同額の240万円を借りたので差額はなく支障はなかったのですが、念のため記載しておきます。
以上で、一連の自動車ローン手続きで必要な操作などは完了しました。
入力した振込先が間違っていないか?、2回確認したのは言うまでもありません。
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