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ソリオ・バンディット MAD7S
2015年に発売されたスズキ3代目ソリオ(MA36S型)バンデットから、2020年からの4代目シリーズで2025年1月マイナーチェンジになった3型(MAD7S)に乗り換えた際の、実際のレビュー・クチコミとして忖度なしで良い点・悪い点などメリット・デメリットを記載する。
ソリオの前身はワゴンRワイドで、トールワゴン型のコンパクトカー(小型乗用車)分野の先駆けとなった。
コンパクトハイトワゴンと言う新しい分野を新しく切り開いたソリオはスズキの普通車での販売数がトップになる成功を収め、2016年後期にダイハツのトール (トヨタ・ルーミー) がライバル車として参入した経緯がある。
スズキの小型ハイトワゴン「ソリオ」の販売台数は2024年で5万2404台。
トヨタの小型ハイトワゴン「ルーミー」の販売台数は2024年で6万7698台。(ダイハツ不正が響いている)
筆者の前車はソリオ・バンディット HYBRID MV
ディアルカメラサポート・全方位ナビ付 (MA36S)
2016年5月登録 217万円 (見積額)
この時点ではまだルーミーは存在しなかった
約9年乗った
今回はソリオ・バンディット HYBRID MV
セーフティーサポートⅡ・全方位ナビ付 (MAD7S)
2025年2月登録 284万円 (見積額)
金額は諸費用やオプション・メンテナンスパック5年などすべて含めた実際の支払額で、67万円高くなった。
ただし、ディーラーオプションが前回は4万7000円(値引後額)と少な目だったが、今回は11万5000円分(値引後額)と予定以上に7万円も多くつけている(理由は後述)ので、実質60万円割高になったと言える。
車両本体価格だけで見れば今回が250万円なので、約50万円(20%)値上がりしたという感じ。
今回お願いしたディーラーオプション(細かいの除く)は下記の通り。
ドライブレコーダー (前方・ナビ接続型)
ETC2.0 (ビルトイン・ナビ接続型)
ハイドロフィリック・ドアミラー
フロアマット (最高級品)
ステップイルミネーション (後席)
ナンバープレートリム (前後)
オプションは少ないほうが納車が1日程度早いので、もともと普通のETCと、一番安いフロアマットだけ約5万円分お願いしようと考えていた。
しかし、契約時にキャンペーンがあった。
決算前キャンペーンの内容は、ディーラーオプション7万円引きプラス、ドライブレコーダーとETCを両方で20%OFFというもの。
ディーラーのドラレコは高いのでそれだったら必要ないな?と感じていた。
しかし2割引という数字と、下取り査定が考えていた額より10万円ほど高かったので、ETCも2.0にアップグレードしてお願いした。
ただ、その20%割引の分は、7万円引きが適用されないと言う鋭い条件なので、そのほか追加で7万円以上のオプションを選択した形となった。
ちなみにドライブレコーダーはパナソニック製。
駐車時録画できると説明があるが、エンジン停止中の撮影用サブバッテリー(通常バッテリー上がり防止)がない。
オプションでもないのでバッテリー上りが心配で、駐車時録画はOFFにしている状況なのが残念。
営業さんを目の前にし、アクセサリーカタログを見ながら選ぶ際に、頭の中の計算機をフル稼働させて足し算し、7万円をちょっと超えるくらいにと必至となった。
算数の勉強は本当に重要なので、大人になったときに困らないよう勉強するようにと小学生に伝えたい。
このような経緯もあり約20万円となったオプションの値引きは合計で8万8000円となり、値引後が11万5000円になったと言うことになる。
ただ、実際に納車されてみて、後席用のステップイルミネーションは失敗だった。
アクセサリーカタログの写真はほんとうまく撮影されている状態だが実際には明るさが足りない。
乗車時に足元照らしても明るさが足りないのだったら、天井のルームランプがあるので、約2万円もする費用対効果を感じられない。
必要であれば後付けで数千円のエーモンなどのを自分で取付すれば十分。
MA36Sではボディーコーティング5年タイプをお願いしていたが今回は省いた。
理由としては金額が高騰しているのと、その金額だけの効果がないと感じているのと、クルマにキズなどが付かなければ、査定が大きく下がらない5年で乗り換えるのが得策だと判断しているため。
正直、ディーラー・オプションの支払額は当初の想定5万円程度より2倍に増えているので、得したのか?、損したのか?、よくわからない状態だが、追加6万円ほどで約8万円するドラレコと、約5万円するETC2.0になり、マットも一番高いのに変更できたので、まぁ良しなのかなと感じている。
ETCは必需品と言えるが、ドラレコをつけなければ7万円くらい抑えられたかも知れない。
しかし、2割引に負けてしまったので、うまくスズキ・ディーラーさんの戦略に乗せられた形か?
もし、このキャンペーンは契約単価を上げたり、車両本体値引きを少なくする狙いでの戦略なのであれば、スズキのディーラーさん恐るべしである。
でも、お陰様で装備は少し充実したので満足度はある。
合計の値引き自体は、20万7000円程度。
最初の値引き提示は3万円程度だったが、1回交渉して20万になった。
もっと粘ればさらに少しは出せるだろうが、無駄に時間も費やすし、その辺りは納得している。
ちなみに下取り車は8年、約7万5000km。
下取り額は50万2000円。
この下取り額も買取店だともう少し上がると思うが、キズの修理も必要な状態だし、正直ディーラー下取りでは40万円行けば上々、ヘタしたら20万と感じていたところ意外にも50万円の提示だった。
買取専門店だと、新車の納車前に持っていかれて代車になったり、最悪レンタカーを借りる出費も必要になるのを考慮して、あえてディーラー下取りとした。
下取りにすることで新車が納車されるまで今までのクルマをそのまま乗れるので、そのタイムラグの査定減も含めた50万円だと思うので、まぁ納得の範-範囲。
ルーミーを選択しなかった理由
2016年にソリオを購入した時点では、まだダイハツ・トールは存在せず選択肢が1つしかなかった。
日本全国を巡るうえで行き止まりのロング細い山道をバック走行で戻りやすいこのサイズが気に入っている。
今回はルーミーも選べた訳だが、結果的にソリオを選択した最大の理由は「最新の安全装備」だ。
MAD7Sにはデンソー(トヨタ系)のデュアルセンサーブレーキサポートⅡが初採用されたのが大きい。
そもそも、この安全装備が搭載されなかったら、今回のタイミングでクルマを買い換えていなかったかも知れない。
現行のルーミーにも同等の安全装備があれば同じく検討したところだが、ルーミーはサイドエアバッグとカーテンエアバッグですら標準ではなくメーカーオプション。
安全装備いらないよと言う方もおられるかも知れないが、万が一の時にはあるとないとで大違いなので、そこがスズキとトヨタの考え方の違いか・・。
もちろん、ルーミーも次回のフルモデルチェンジで初代の欠点が改良され、安全装備も最新型に更新され良いクルマになるであろう。
また前後してソリオもフルモデルチェンジが想定されそうだ。(今回マイナーチェンジだったので)
MAD7S バンディット外観
クルマを購入するうえで外観を気にする方は多いだろう。
今回の新型ソリオ・バンディットだが、スズキさんとしてはかなり攻めたデザインを採用したと思う。
要するに大きな「改革」を行ったわけだが、世の中、急激な変更を行うと必ず反対意見が多く出てくる。
そのため、今回のマイナーチェンジも外観に関して、賛否両論となるのはまぁ普通の流れだ。
筆者の場合、内装も外装もデザインにあまりこだわりはない。
そのため、新型ソリオの外観がトヨタ車のなになにに似ていると言われても、そのトヨタ車のクルマデザインを知らない(興味ない)のでわからない。
すなわち、フェイスに関しては他車と比較することなく購入を決めている。
ただしよっぽど気に入らない場合は買わない。
そのような意味では2020年モデル2型・バンディットはフロントの「ひげ」は嫌いだったので買わなかったかも。
このように、嫌いでなく普通であれば問題ないので、購入判断においてデザイン要素割合は低い。
ではなんでバンディットを選ぶのか?と言うと、このソリオ・シリーズのクルマで最上級(カスタム車)だからと言う理由が大きい。
私にとって一番重要なのは最新の安全装備・運転支援であり、リセール(売却)も考慮するとこの選択になる訳だ。
すなわち今回の3型が現状で最新の「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を採用し、望んだ運転支援装備がなかったら買わなかった。
もちろん、トヨタより利益率が高いスズキと言う会社が、デザイナーからいくつも提案されたであろう案の中から一番「売れる」と採用したものなのでぜんぜん支障はない外観だ。
逆に話題性が出ることで良い意味で宣伝になっていると考えるとさすがとしか言いようがない。
ランニングコスト
ソリオ、ソリオバンディットのランニングコスト(維持費)だが、オイル交換・定期点検費用や自動車税・自動車保険は仕方ないとして、消耗品の交換について記載しておきたい。
クルマの重量が1トン程度と軽めのため、過去に乗っていたVOXY(ヴォクシー)などと比較すると、部品類の交換頻度が低いと感じている。
MA36Sを8年間維持した際に交換したのは下記の通り。
タイヤ交換 (4万キロ周期程度・2回交換)
バッテリー交換 (4~5年周期程度)
ブレーキパット交換 (交換ナシ・8万キロは持つか?)
ソリオの場合、タイヤは4万キロくらいは持っている。
2回交換としているのは、この買い替え時期の5ヵ月前に実は新品タイヤに交換しているため。
その時はまだ買い換えるつもりはぜんぜん無かったというわけだが、今考えてみれば交換しなくても5ヵ月後の納車までタイヤは問題ない状態ではあった。
一般的な自動車は3万キロ超えたくらいでタイヤ交換時期だと思うので長持ちする印象だ。
ただ、タイヤサイズが特殊なので、各タイヤメーカーのラインナップが少なく高級タイヤの選択肢がないのが難点。
※2025年1月、ようやくレグノ REGNO GR-XIII 165/65R15が新発売された
バッテリー交換の交換頻度は普通と言う印象。
8年目になりそろそろ2回目の交換時期だとは感じていたが前回交換した際にパナソニックにした。
そのためか長持ちしていると感じる。
バッテリーも高品質なものから安いのまである。
しかし、寿命ギリギリまで使うため充電器などを追加で1か月前に購入していた。
ただ、前回交換から年数は4年経過しているので、ディーラーでの定期点検時に「もう古い・交換しますか?」と指摘され、ちょっと検討してみますと断わった経緯がある。
その後自分でいろいろと電圧など確認する装置を購入したりして、まだ性能に問題がないと判断し現在に至っている。(それから6ヵ月経過だが異常なし)
品質が高い高価なバッテリーを入れて長持ちさせても、それを整備士に理解してもらえず色々と面倒な話になるのであれば、安いバッテリーで良いのかなと思うこの頃だ。
ちなみに、MAD7Sからバッテリーは、プリウスなどと同じEN規格(欧州統一規格)バッテリー「LN1」サイズに変更されているが、このように地味な改良が今回多い。
ブレーキパットは意外にも長持ちで8年間一度も交換していない。
あまりブレーキを多用しない運転をしていることもあるが軽いクルマの特権であろう。
すごく長持ちするという印象だ。
このように、維持費が軽減できるのもソリオの特徴だと思っているが、以前の車両重量より新型は80kg重くなっている。
4代目からボディーが長くなり、その分、鉄を多く使用しているのが大きいが、結局安全装備が追加されたりすれば重くなるのは必定。
大人男性1名の体重程度重くなっているので乗車が1人多くなった状態で走行すると言える。
その分、燃費だけでなくブレーキパット消耗などにも多少は影響するだろうが、スズキの努力にて実際問題燃費自体は良くなっているので驚きだ。
もともと前車は現金で購入したので3年程度で乗り換えしようと考えていた。
しかし、新車3ヵ月目くらいに、ショッピングカートの接触とみられるキズをガッツリつけられてしまい、長く乗る判断に切り替えた経緯がある。
ただし、そのおかげで上記のように維持部分のデータが取れたと言える。
MAD7S改良点
エンジンが従来の「K12C」型(4気筒)から、新型スイフトで採用された「Z12E」新型エンジン(3気筒)と効率よくなった新型CVTとの組み合わせに変更。
そして全車でマイルドハイブリッドが採用された。
これだけでも大幅な改良だが、スズキは今回マイナーチェンジと言うよりは「一部仕様変更」と表現が控えめなところがにくい。
あまり公表されていないが今回のマイチェンでは、電動ウォーターポンプが採用された。
エンジン冷却水循環をエンジンからの動力で駆動する従来の方式ではなく、電気式モーターを利用して駆動するウォーターポンプにしたことでエンジンの負荷が減り、燃費向上・エンジン出力向上につながっている。
アイドリング・ストップてのエンジン停止状態でも、エンジン内の冷却水流量を保て、渋滞などでの停止中でもクーラント温度が下がる可能性がある。
このような複数の工夫により、3気筒で馬力・トルクが減った分をカバーしており、4気筒エンジンとそん色ない状態にすると言うところは、スズキ開発陣の努力の賜物と言えよう。
今回の改良でサスペンションの状態も調整したようだ。
これらユーザーからの意見をしっかり繁栄させた比較的大がかりな改良なので、もはやマイナーチェンジとは言えないかも知れない。
ちなみに、評判悪かった5AGSがソリオに残らずスズキの日本新車ラインナップからAGSが消滅した。
マニュアルミッションをベースにスズキが開発したAGS(オートギヤシフト・有段自動変速機、2014年~)は、CVTよりも軽くMT車よりも効率が良いので特に高速で燃費に優れており静粛性もあり製造コストも安いなどる画期的な技術だ。
しかし、ギアが入らない(Dギヤにしてもニュートラルのままで発進できない)・変速ショックが大きい・予期せぬタイミングで変速が起きる(トルク抜け)など、これらをギクシャク感、ショックとして感じると言う意見が多くあったためか日本ではCVTに戻した。
要するにもともとMT機構なので、発進時のアクセル操作など運転操作は習得が必要だ。
しかし、日本のAT免許ドライバーはMTの経験がなく理解不足からか結果的に不向きだったとも言え、クラッチも消耗しやすかったと言える。
そこに最近はCVT(無段変速機)の技術が進化したこともあり、日本でのAGS不採用が決定したようだ。
不慣れな者が操作してきたと言うことは故障が心配なので、日本で中古車を購入する場合、AGS搭載車は避けたほうが良いかも知れない。
ただし、インドではAGSは引き続き人気が続いている模様。
理由は簡単で渋滞が多い日本と長距離移動が多い世界とは事情が異なるからだ。
アメリカはMT車75%(AT車25%)、ヨーロッパはMT車80%(AT車20%)、日本はMT車10%(AT車90%)の普及率。
ATはアメリカで開発されたが、そのアメリカでも普及率は25%程度に留まるものの今の日本ではほとんどAT車なのだ。
AT車の普及率は世界を見ても日本がトップなので、日本では若い方を中心にMTを理解している者が少なくなり、すっかりAT派という弊害も見え隠れする。
よって日本が特殊なだけであり、海外市場では相変わらずMT車のほうがまだまだ人気なためスズキAGS技術の評判は良く、活用・進化は今後も海外で進むだろう。
このような理由があるのに単にAGSを批判するのは恥ずかしいことだ。
3型(MAD7s)の燃費は 3WLTCモード で 22.0km/L。
2型のストロング・ハイブリットで22.3km/Lだったので、簡易と言えるマイルドハイブリットでぽぼ同じなのはスゴイの一言。
要するに、わざわざ重くて高価なリチウムイオンデンチを増やして機構を複雑化させた高額な純ハイブリットではなく、簡易的なマイルド・ハイブリットで割安な車体価格なのにこれだけの燃費を出せていると言える。
以前のマイルドハイブレット車は、19.6km/L くらいだったので約10%燃費が向上している。
年間5万円ガソリン代を使っているのであれば、約5000円安くできるということ。
先進安全装備もスズキの最新型にアップデートされている。
MA47Sまでは「デュアルカメラブレーキサポート」(2眼カメラ)だったがMAD7Sからは「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」(単眼カメラ + ミリ波レーダー)に変更された。
これは、トヨタ系であるデンソー製の先進運転支援システム(ADAS)センサーと広角単眼カメラとミリ波レーダーを採用し、予防安全性能を強化した状態であり、筆者では購入最大の決め手となった。
このトヨタの技術を利用できるのは、スズキとトヨタが資本提携・業務提携しているから実現できた業だ。
衝突被害軽減ブレーキは「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」になり車両や歩行者、自転車やオートバイも検知し、交差点での検知にも対応。
さらに、全車速追従機能、停止保持機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援機能の採用により、高速道路などでのドライブをサポート。
ほかにも低速時ブレーキサポート(前進/後退)や発進お知らせ機能[先行車/信号切り替わり]、ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートなどが設定されたほか、パーキングブレーキの作動、電動パーキングブレーキやブレーキホールドもある。
電動パーキングブレーキ[ブレーキホールド付]は他メーカーでも標準装備されつつある流れだが、赤信号で停止した際に、ずっとブレーキを踏んでなくてよいので足がラクになる。
同時期に新発売されたインド生産のジムニー・ノマドは新型ソリオより旧世代の安全装備・運転支援だが、相良市の工場で生産するソリオでは最新装備となり安全性が大きく向上しただけでなく、長距離運転でもより疲れにくくなった。
ノマドも価格からしたら魅力が大きいが、安全装備は古い世代なので私の購入候補から外れた。
ただし、新型スイフトにあるような、ドライバーモニタリングシステム(居眠り防止)、アクティブハイビームシステムは採用されてない。(ハイビームアシストになっている)
※そのかわりスイフトにはヘッドアップディスプレイがない
LEDヘッドライトのオートレベリング機構が、MAD7Sではマニュアル・レベリングに降格した。
ただし、自動(オート)だと急な上り坂に転じた際などに、ライトが下向きになってしまい。前が良く見えなくなる誤作動もあったりする。
具体的に言うと、上り坂でクルマが停止するとリアが下がったと判断され、ライトが下向きに調整になり、そのあと平地走行に戻っても下向きが継続されるなど。 (エンジンを切れば回復する可能性があるが、高速などでは無理もある)
そのため、個人的にはマニュアルで充分。
ところが、国土交通省は2027年9月以降の新型車(継続生産車は2030年9月から)は、事故軽減のため道路運送車両の保安基準を改正し、自動車ヘッドライトだとすべてオートレベリング機構を必須としている。(世界的な流れに沿う対策として)
このように安全装備が必須になることで、クルマ価格が上がり自動車の重量も増えて燃費が悪くなり、ユーザー負担も上昇していく。
その流れだったら、はやりの2色LED (ホワイト・イエロー切り替え可能) も標準の保安基準にしてよと言いたくなる。
保安基準の変更は最近の話だと、後退時車両直後確認装置の装着義務化に伴い、2024年11月から9インチディスプレイオーディオ及びバックカメラが全車標準装備になった。
ブレーキ連動のセンサーでも良いので、ソリオは検知システムにて対応している模様で、他社メーカー名では検知システムがない場合、バックモニターの標準装備で対応しているようだ。
また、後面追突時の乗員保護の新規要件適用に伴い、ガソリンタンクを破損させる可能性があるとしてスペアタイヤ(メーカーオプション)が完全廃止されたことを記載しておく。
スズキ・アダプティブクルーズコントロール(ACC)の最高速度が気になるところ。
前車ではメーターで最高速105km/h (実際速度的には100km/h) しか出せなかったと思うので新東名120km/h対応になっているか?楽しみ。
新東名をアクセルを踏まずにクルーズで120km/h巡行できたら、運転がどれだけラクか?
ただし、当面、試す場がなさそうなので、実際にできたらこの記事をアップデートしたい。
MAD7Sから採用された訳ではないが、後席向けにスリムサーキュレーターがMZとSZに搭載されている。
とある女性ユーチューバーさんの動画では、小さいクルマなのでサーキュレーター不要な旨を解説なさっておられた。
しかし、後席の空間も広いことから全体がすぐに冷えにくいため、後席乗車もある場合にはサーキュレーターはあったほうが断然良い。
このような例からも実際に普段乗っていない人の意見・コメントは、的を得ていないケースがあるので注意が必要だ。
スズキコネクトもこれで購入価格が上がるのであれば正直不要なのだが、トヨタなど他社が同様のサービスを展開しているのでスズキさんもやらなくてはならないという状況なのだろう。
まぁ、スマホからエンジンを掛けて、乗る前にエアコンを作動開始できる機能もあるので、寒冷地などにお住いなど皆様にとってはは非常に便利だが私の周辺環境では不要なので過剰機能と言える。
ちなみにスズキは新車の場合3年間無料となっているが、他社ではずっと無料のところもある。
燃費・安全性など良くなっているので不満も減っているが、個人的に残る不満な点は下記の通り。
アイドリングストップがエンジン始動時に強制的にONになる。
最近はバッテリーに負荷がかかる(バッテリーの寿命を短くする)という理由もあり、トヨタ車などは新しい車種から順次、アイドリング・ストップ機能をつけないクルマも出ている。
実際、アイドリングストップ機構がないと製造コストも3万円~4万円安くなるらしい。
実用面ではアイドリングストップしてガソリンを少し節約しても、その代償として負担がかかるバッテリーを早く交換することになったり、スターター(セルモーター)の寿命にも影響し、その費用のほうが高く付くよねと言う話だ。
今回、2025年1月発売の2020年モデル3型にて、アイドリングストップ機能がなくなるか?、設定にて始動時OFFにできるようにする(ロッカースイッチ)など考慮されるとよいなと思っていたが、そのままであった。
執筆時点でスズキはまだアイドリングストップを使用してカタログ燃費数値を良く見せたいらしい。
エンジンスタート後、ボタンを押してOFFにはできるが、エンジンを切ると自動的にONに戻ってしまうので、そこだけでも今後改良されることを期待したい。
スズキは利用者の意見を反映してくれる傾向が他社より大きいので、意見投書しようかな?
ただし、街乗りメインの場合燃費は確実に悪くなるので、3年や4年程度で売却(乗り換え)をする場合には、バッテリーに気を遣う必要性は無いかも?
5年以上長く乗る場合は、改造品として販売されているアイドリングストップのOFF機能配線をDIY付けするのが良いかも。
※いずれにせよ鉛バッテリーは4年前後で新品交換が必要で、アイドリングストップなしで延命できても+1年程度と推測
欧米など海外では安全のために義務化されているデイライト(Daytime Running Ramps)。
日本でも「デイライト」があったほうが住宅街の見通しが悪い交差点など安全だと思うのだが、スズキ車の多くにはデイライトがない。
ホンダ車などは海外販売しているモデルが多いせいかデイライト多いが、スズキはディーラー・オプションでもデイライトの設定が無いことが多い。
すなわち現状としてもしデイライト化するのであれば、自分でDIYするしかない。
自分で自作しても良いけど、中古で売る際にもとに戻したりする作業が面倒だったり、査定も下がる可能性もあるのでそこがイヤなのである。
今度のフルモデルチェンジではデイライト標準にして頂きたいところ。
電球関係が全部LEDではないこと。
あとは車内ライト(ルームランプ)や、ナンバー灯、バックランプなどがLEDではなく電球タイプになっていてショボいことかな。
ルームランプ暗いです。
まぁソリオは大衆車でしょう?と言われれば、返す言葉もないのだが、これはバルブをDIYで交換すればよいので簡単な作業と比較的安い追加投資で済むのでまだ良い。
ヤフーショッピングなどでは探せば1個100円程度でLEDルームランプが売られている。(しかも送料込)
そのため自分DIYでLEDランプに交換しました。(約300円)
※念のため予備ヒューズを携行してます
そもそもヘッドライトやテールライト・ブレーキランプが高価なLEDなのに変なところをケチっている印象。
メーカーとして保安基準の適合を100%目指すと、どうしてもコストがかかる問題もありそうだが今後、安いグレードでもフルLEDランプになることを期待したい。
ディスプレイオーディオのメーカーオプション設定が無いこと。
新型スイフトではディスプレイオーディオがあるが、新型ソリオ (MAD7S) では全方位モニター付メモリーナビゲーションのみのメーカーオプションとなっている。
すなわち全方位モニターの恩恵を受けるためには、22万円加算させて全方位モニター付メモリーナビゲーションを追加する1拓しかないので、車両価格を安く見せるスズキさんの戦略なのだろう。
かつてMA36Sの全方位ナビは世界最大のオーディオメーカーであるアメリカ・ハーマン製(メルセデスやフェラーリにも採用されるHARMAN製)だった。
しかし地図は日本の道路事情に適しているとは言えず、広い道路も細い道路も同じに見えて区分がわかりにくく不評。(音響はとてもよかった)
MAD7Sではパイオニア・カロッツェリア製品になったのでその点は良い。
また、新しい地図データは3年間更新無料。
地図更新は新しい道路が開通すると即時反映されるリアルタイム性(即効性)があるわけでもなく、4年後からのま地図更新は毎年3万円程度必要になる可能性が高いので、結局は3年後からGoogleマップなどをもっぱら使うことになる。
その結果、3年以上乗り続けたクルマの買い替え時に、高額な地図カーナビは不要だと感じる要因になるのは必定だ。
よってカーナビメーカーさんは3年程度の地図更新無料では、自ら首を絞めているような気がする。
ETCに関しては、トヨタの新型車ではヤリスでも標準装備なので、そろそろスズキさんでも標準にして頂きたいところだ。
純正ホーン(警笛・クラクション)がショボい音。
スズキさんの特徴とも言えるコストをかけない自動車と言うことで、ソリオのホーンも軽自動車やバイクと同じシングル・ホーンとなっている。
そのため、ピーと言う情けない音なので、あまり鳴らしたくない。
軽自動車よりエンジンルームが広く自分でDIY交換したいところだが、フロントの下のほうに既製ホーンがあるので交換するのにグリルをはずす必要があり面倒。
他のメーカーさんでも同じだがディーラー・オプション設定でもしてくれるとありがたい。
CVTフルードが無交換推奨となっていること。
前のソリオは5万キロを超えたくらいから変速時のショックを少し感じるようになった。
素人考えだがおそらくCVTのオイルが古くなったのが要因だと推測している。
そのため、本当にCVTオイルは無交換で良いのかな?と疑問を感じる次第だ。
まぁ、10万キロ以上乗る予定でもなければ無視で良いが・・。
最後に標準装備のタイヤ。
ソリオ2020年モデルでは、新車装着用タイヤとしてDUNLOPの環境タイヤ「ENASAVE EC300+」が装着されていた。(トヨタ・シエンタ、日産・ノートe-powerなどでも採用)
エナセーブ EC300+ は新車装着OEMタイヤなので市販モデルはない。(入手はできるが量販はされていな
市販されている同等タイヤはなく、エナセーブ・シリーズでは一番高級と言えるのが EC300+と言える。
これはスズキさんだけでなく全メーカーにお願いしたいことだが、新車購入時の「タイヤ」を選ぶことはできないだろうか?
タイヤは嫌でも最低3年間つき合わなければならない。
コストが安いタイヤ履いてロードノイズで悩まされ続けるのであれば、少し高くても良いタイヤを履くべきだ。
工場での生産時から対応しなくてはならないので、タイヤ在庫の倉庫も必要だし現場作業は大変になるかも知れないが、装着タイヤが最初から選べるとうれしい。
当然、タイヤ・グレードによって価格差はあるので価格が変わっても良いし、全タイヤメーカーの全グレードでなくても良いのでせめて3種類程度から選べたりすると良いなと感じる。
あと窒素ガス装填も標準にならないかな?、静粛性にも貢献するしね。
MAD7S 静粛性
車検の騒音規制はもちろんクリアしている車ということをまずは確認したい。
うるさいか?、静か?かは、何と比べるかによる。
ここでは、古い4気筒ソリオ MA36S と新しい3気筒ソリオ MAD7S との比較で感想を記載したい。
MAD7S は静粛性が高いと評判だったが、正直、ガッカリした。
前のMA36S より若干「うるさく」感じる。
ただし、高級車ではないし、気になるほどうるさいと言うことではなく「悪くない」と言うのが率直な意見。
時速50km程度では3気筒エンジンの独特の騒音が運転席にも響いてくると言う印象がある。
しかし、タイヤのロードノイズは MA36S より静かに感じる。
前の MA36S では4気筒エンジンは割と静かだが、タイヤの音が気になっていた。
タイヤは窒素ガスを入れたり、高価格タイヤにすることで静粛性を改善できる。
MAD7S はエンジン音が気になるからか?、タイヤの音に関しては問題ないと言う感想。
場合によっては、タイヤをレグノに交換しようと考えていたがその必要はないと判断。
窒素ガスだけオートバックスで入れて、ロードノイズを軽減している。
色々とレンタカーなども運転したが、日産ノート、アルファードあたりはやっぱり静か。
ただし、騒音規制の強化により、今後のフルモデルチェンジではさらに静かになることは間違いない。
よって、静粛性を求めるのであれば、フルモデルチェンジした新型車がおすすめだ。
問題ない点
一部のユーチューバーさんなどの意見で、ソリオのダメな点を指摘される方もおられる。
ソリオを擁護するわけではないが、個人的に適切判断した結果「問題ない点」として記載しておきたい。
ソリオの直進安定性だが辛口の感想を述べる方もおられる。
しかし、筆者はそうは思わない。
そもそも直進安定性はタイヤ性能による部分も大きい。
直進に優れているタイヤを履けば、ソリオに限らずどんな車でもまっすぐ進みやすくなる。
ただし、新車装着タイヤはとにかく「燃費」が良くなるタイヤなので、まずはそこを理解する必要性がある。
私の場合、1ヵ月に100時間程度はトヨタ・プリウスも運転している。
確かに、トヨタ車と比較した場合にはスズキ車の直進安定性はない。
ただし、これはスズキが採用している電動パワステの特性であり、ソリオに限った話ではないので誤解が無いようお願いしたい。
電動パワーステリング(EPS)・ブラシレスモーターにすることでエンジン負荷を軽減し燃費が向上しているので、他のメリットもある。
きちんとハンドルを握って操作する分には何も問題ない。
逆にハンドル操作注意しないとと意識もするので、結果的には安全になっていると感じるくらいだ。
運転支援でハンドルを電気的に自動制御する(新型ソリオでは逸脱時に自動でハンドル制御する)うえで電動パワステは必須であり、将来さらに進化して自動運転になることを考慮すれば、直進安定性がどうのこうのと批評するのは時代遅れに感じる。
ヘッドアップディスプレイが、フロントガラス投影式ではなく、ソリオでは透明パネルタイプになっている点。
好みはあるだろうが、正直、私はどちらでも良いし、無くても良いくらい。
なので、こんなことをいちいち問題提起することに疑問を感じる。
センターメーターは基本的には左ハンドル・右ハンドルでも共通して使えるので、世界で販売する車としてコストダウンも狙いの一つ。
トヨタ・プリウスなどが良い例だ。
ただし、ソリオのセンターメーターは、やや運転席側にあるので左ハンドルを意識した設計ではなく、運転者の前方視認のしやすさを考えたデザインに感じる。
視認性に違和感があると言うのは、運転席にパネルがあり視線を上下に動かすのに慣れすぎているからであり、逆にメーターがステアリングの陰になることがないのでハッキリ見える。
カーナビもセンターにあることが多いし、ましてヘッドアップ・ディスプレイが運転席側にあるしね。
ただし、ヴィッツ・BMW・MINIなどがセンターメーターを廃止しており、あまり評判はよくないのは確かだろうが、ソリオが売れていることからもそんなに影響はなさそう。
私の場合、昔のVOXYもセンターメーターだったのでかれこれセンターパネル車に20年乗っており特に問題はない。
問題があるとすれば、助手席の人にも速度などが分かりやすい点か?
燃料タンクが32リットルで小さいと感想を述べる方も多い。
ルーミーの36リットルと比較される方が多いようだが、その差はわずか4リットル・12%差に過ぎない。
燃料がルーミーより入らないと主張される方はよ~く考えて頂きたい。
新型シリオの燃費はWLTCモードで22.0km/L。
執筆時点でのルーミーは18.4km/L。
36リットルでルーミーは662.4km走れる計算。
ソリオは32リットルで704km走れるので、燃料タンクが小さくても燃費が良いソリオのほうが給油回数は少ないと言える。
1.2リットルのエンジンでソリオはこの優れた燃費だ。
単に燃料タンクが小さいと言うのではなく、このように総合的に判断しないといけないと感じる。
三菱電機などが開発した最新のヘッドライト、ADB(アダプティブドライビングビーム)・AHS (アクティブハイビームアシスト) がソリオには無い点。
これもソリオだけの問題ではなく、スズキ全車的には執筆時点でスイフトの最上級グレードのみ唯一装備されおり、ほとんどスズキではまだまだ。(逆にスイフトはヘッドアップディスプレイがない)
これは低コスト化+ベース設計上の問題だと思うのでソリオでは今度のフルモデルチェンジ(全面改良)から3灯式フルLEDヘッドランプが搭載されるか?
ただし、安全装備の向上で夜間でも歩行者・自転車感知へと改良されてきいるので通常のハイビームアシストでも充分補えていると考える。
もちろん、さらに良いADBがあれば越したことはありませんが、その分、車両価格は高くなりますしね。
シートヒーターは運転席と助手席にある。
1段階の熱さしかないので欲を言えば強・弱の2段階だけでもあるとうれしい。
今更だが、今まで乗っていた MA36S にも運転席側にシートヒーターがあるのに、下取りに出す最後のクルマ清掃中に発見した。
8年間、今まで1度も使ったことがなかった。(^-^)
あとはステアリング(ハンドル)にヒーターがない。
これは既にスタアリング・ヒーターの恩恵を受けている方にとっては不満が残るかも。
私は今までハンドル・ヒーターは無かったので問題ないが、これも設計が古いためだと思われる。
フルモデルチェンジでは最上級グレードに採用されるか?
私は無くても困らない。
なお、初めてスズキ車を乗る場合、燃料の残量にはご注意を。
警告灯点灯時はタンク内残燃料の残りは5L程度のようだ。
トヨタの場合は残り約10%程度とメーカーによって違いがある。
ソリオの場合、5リットルあれば約100kmは走れる。
ただし、気が付いた時点で相当走行していると早く燃料切れと言うことなので、そこを注意。
車両完成から納車まで
新車登録がされると車検証が発行される。
その登録から納車までの期間は、新車の場合7日~20日程度要する。
基本的な流れとしては、自動車製造工場で完成すると「車台番号」が割り当てられ、別の拠点で納車前整備が行われ、完成検査修了証と一緒にクルマがディーラーに届けられる。
販売店はその完成検査修了証の内容に基づいて陸運支局・検査登録事務所で新車登録をしてナンバープレートが交付される。
希望ナンバーや絵柄ナンバーなどはすぐに交付されないので追加で7日~14日程度、余計に日数がかかる場合がある。
以上が新車登録から納車までの流れだ。
聞いた話から独自調査した結果によるとスズキさんの場合、アクセサリーカタログのディーラーオプションは販売店は取付しない。
完成車は全国各地にあるメーカーの取付工場 (スズキ納整センター、東京・神奈川の場合はスズキ納整センター相良(スズキ相良工場内)) に送られて、洗車されたあと専門スタッフが各車に取付作業を行い、そのあと各販売店にクルマが陸送されるらしい。
オプションが多いと1台を3日間作業する場合もあるらしい。
このように新車の場合、クルマが完成したこのようにらすぐにディーラーに届くということではない。
なお、3月は新車が最も売れる時期のため、登録も多ければ車検や点検も多いので自動車関係のスタッフさんはとても多忙。
今は土日完全週休2日で残業もあまりさせないし、ディーラーも平日定休あるし、3月は余計に遅くなる傾向がある。
その点、中古車の場合、特に何か取付・部品交換などお願いしていなければ、登録または登録変更されたあとの納車は早い。
下記は今回実際の納車までの参考日数。(ディーラー在庫がたまたまあった事例)
契約(前金納め) 0日
登録日 12日後
残金支払い日 27日後
納車予定連絡 42日後
納車日 50日後
契約が2月上旬で新車登録は2月中旬。
希望車種はディーラー在庫(納入予定?)があり生産はさほど待たなかったが、3月に入ると新車は多忙時期と言うこともあり、アクセサリー取り付けなどでかなり時間を要した印象。
細かいことを言えば1ヵ月分の自賠責保険・自動車税・車検期間を損したことになるが気にはしていない。
納車前・納車後にやるべき手続き・設定
自動車保険(任意保険)の車両入替手続き
新車購入時にディーラーなどにて手続きしている場合は不要だが、乗り換えた場合、車両入り替えを自分で変更手続きが必要なケースがあるので注意。
車両変更には新しい車検証が必要なので、納車日が決まったら営業担当者からメールなどで送ってもらおう。
今回はクルマ買い替えに伴い、現行の自動車保険を途中解約して、別の自動車保険会社に変更してみた。
この車の買い替えにおける保険切り替え、他社の自動車保険に乗り換えたい場合は、新しい自動車保険の新規契約日と古い自動車保険の解約日を同じ日にすれば等級を引き継げるようだ。(保険の空白期間を作らないこと)
解約が面倒でネット上でできず、代理店に電話して書類を送ってもらい署名とちょっと手続きが大変だったのでご参考まで。(解約日を間違いなく処理されるか心配だった)
そのような意味では、代理店をとおさない通販型の自動車保険だとインターネット上の手続きで完結するため圧倒的にラクだと感じる。
ETCマイレージ登録
新しいETC車載機になったら、ETCサイトから改めてETCマイレージ登録の変更(車載機変更手続き)が必要
スズキ・コネクトの手続き
新種購入から3年間無料でSUZUKI・connectが利用できるので使わない手はない。
※3年後からは月額基本330円(今後値上げの可能性はある)
・スズキ緊急通報(ヘルプネット)
・うっかり通知/ドアロック、ハザードランプ消灯
・駐車位置確認
・運転履歴
・警告灯通知
・セキュリティ通知
・点検のお知らせ / リコール無償修理のお知らせ
・見守り通知
などが利用可能
ドアの閉め忘れ・ハザードつけぱなしなどもスマホに通知され、スマホからドアロック・ハザード消灯もできるので便利。
JAF会員の場合、スズキコネクトに登録しておけば、緊急通報でオペレーターさんに手配してもらえる。
設定の切り替え(カスタマイズ)
スズキ車の場合、マルチインフォメーション・ディスプレイから設定の切り替え(カスタマイズ)ができる車が多数ある。
具体的には下記の事案を自分の好みに設定変更できる。(車種によって項目が異なる)
・燃費リセット方法選択
・時計設定
・ドアロック設定(自動ロック設定、自動アンロック設定、車外ブザー設定)
・盗難防止機能設定
・表示設定(時間/節約燃費表示、IS警告表示、エコスコア表示、パーキングセンサ表示)
・エコ照明設定
・先行車発進設定
・エアコン設定(燃費優先・快適優先)
などなど
操作方法などは取扱説明書にも記載されている。
カーナビの設定も同様に行っておきたい。
カーナビ・ソフトウェア更新
メーカーオプションカーナビなどのソフトウェア更新も行っておこう。
三角表示板
意外と盲点だった。
高速道路で緊急停車時に停止表示器材を設置しなかった場合「事故車両表示義務違反」となり点数や反則金が発生する。
いつぞやの下取りで失っていたようで、古いクルマの中を探しても見当たらない。
国家公安委員会認定品を新規調達。
1度も使ったことないが・・・。
ドアノブ傷防止
新車購入すると傷防止はいろいろな箇所にと考えてしまうが、最低限としてドアノブに注目したい。
ドアのノブ(内側・ボディー側)には、爪なとでどうしても細かいキズがつきやすい。
運転席側は自分で考慮しても、助手席側は何も考えない人が触るので傷がつく。
そのため、ドアノブ傷防止グッズをぜひ施そう。
最近はではディーラー・オプションもあるが8000円程度と高いし工賃も1100円以上かかる。
Amazonやカー用品店で市販品(2000円程度)を購入して自分で簡単に作業もできる。
シールタイプが主流だがおすすめ「マグネット」(磁石)タイプ。
60度以上のお湯に1分つけて、柔らかくしてから貼るとベスト。
磁石なので、クルマ売却などで撤去する際も簡単。
タイヤの空気圧確認
納車時のタイヤ空気圧は適当な場合(高くなっている可能性)があるのでチェックが必要。
※ちゃんとしたディーラーだったら納車時に点検してくれているが・・・
私の場合、すぐにオートバックスで窒素ガス(2200円)を入れたので、その際の空気圧指定(10%増)でOK。
今後のソリオ
現行の2020年モデル(4代目)ソリオ(SOLIO)は1型(MA46S)・2型(MA47S)と改良(一部仕様変更)が進められ、今回ご紹介している2025年1月に3型(MAD7S)になった。
しかし、すでに5年なのでそろそろフルモデルチェンジになってもおかしくない。
今の3型(MAD7S)があまり売れなければ、5代目の投入も早くなるかも知れない。
5代目の前に、一旦廃止されてたストロングハイブリッド車が改良されて復活するか?、そのあたり注目だろう。
2020年3型にストロングハイブリッド車が追加されると、フルモデルチェンジ(5代目)の投入は遅くなると予測できる。
執筆時点での噂(うわさ)では、2026年フルモデルチェンジ(5代目)ともされ、早ければ2025年年末に投入とも。
これはライバル車であるルーミー「e-Smart HYBRID」搭載の新型が2025年末から2026年初頭に登場する予定(2027年に伸びそうとも?)とされているためで、この時期に前後する形で投入される可能性が高い。
ただし、ダイハツは大規模な認証不正問題による新型車投入スケジュールが大幅に遅延しており状況は不透明だ。
ソリオがフルモデルチェンジして安全装備が大幅に最新型になった場合には、新たに買い替えを検討する予定だ。