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ろ過装置の選び方
自然の川や海と違い水槽の中の僅かな水量では、水が持つ浄化作用は充分発揮できず、何もしないと水槽の水はすぐ腐ります。毎日のように水槽を清掃し、塩素を抜いた水を交換する努力をすれば良いのですが、現実的にそのような手間は忙しい現代人には無理ですし、急激な水質変化は金魚の健康にも良くありません。その為、水槽飼育において水を浄化する装置は必要不可欠となります。
人間だって3~4日ほっといた水を、ろ過もせずに飲むには勇気がいりますよね。また、オシッコやフンが貯まったプールで泳ぐことはしませんよね。このように「ろ過」は絶対必要なのです。金魚ばち(金魚鉢)でも必ず「ろ過」させないと金魚は長く生きられません。
ろ過装置はその能力を考えると、昔から定番の上部式フィルターが浄化能力は高く、清掃・管理もしやすい造りである為、初心者向きです。水を浄化する自然界のバクテリア繁殖にも適しており、維持管理の作業も頻繁に必要ではないからです。
外部式フィルターなど高級な「ろ過装置」もありますが、他のろ過装置は飼育を始めて色々勉強してからでも良いかと存じます。
どのろ過装置が良いのかわからない場合は、水槽とのセットを購入するのが失敗せず、安上がりです? ただし、セットだと「安さ」を重視している事が多く、注意してセット内容を確認しないと、上部フィルター式ではなく、価格の安い外掛け式フィルターが入っている事が多いです。
外掛け式フィルターは価格が安いのですが、小型なので、ろ過面積が上部フィルターより大幅に小さい為、ろ過能力は上部式フィルターより落ちるのが難点となります。また、外掛け式フィルターは小さいろ過能力を補う為、ろ過に活性炭を使用したりする場合が多いです。要するに、活性炭の交換が1ヶ月毎に必要など、年間を通じては、上部式フィルターより維持費用がかさんでしまいます。
年間のコストと、あとから色々と買い換えたりすることを考えると、多少高くても最初から上部フィルターがついているセットを探すか、セットではなく最初から自分が納得した飼育用品をそろえて行くのが、最終的に出費額を抑えられ、結果として飼育に良い面をもたらすと存じます。
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ろ過装置で小生のお勧めとしては断然上部式フィルターです。
ただし、製品によってはポンプが水面から上にあり、ポンプ音が気になるタイプもあります。
上部フィルター式でもポンプが水中に入るタイプであれば、モーターの音もほとんどしません。
そのような結果から、中でもお勧めなのはリプルボックス。45cmタイプと60cmタイプの2種類があり、消費電力も僅かです。
ろ過装置には色々ある
ろ過装置をつけない金魚バチで金魚を飼っているのを良くテレビ・ドラマなどで見受けられると存じますが、ろ過装置をつけない飼い方は長期的には金魚を死なせてしまうだけです。
ろ過装置には色々なタイプがあり、プロになると高価な外部ろ過装置を使う傾向があるようですが、外部ろか装置は清掃などの管理が面倒です。
上記でも触れましたが、最初の購入額が安い外掛け式フィルターは、フィルターが特殊な形状であり、ろ過能力維持の為の維持費(フィルター交換代)がかかります。
上部式フィルターもフィルター交換が必要ですが、スポンジなどの為、価格は安く、飼育環境にも寄りますが、交換頻度は約3~6ヶ月に1回で充分。
最初は無難な上部フィルターで始めてみると良いでょう。