2015年の夏は、小学校6年生の娘が「高熱」を出しました。
その時の実録と原因・対策・対応方法などを記載しておきたいと思いますので、ご参考になれば幸いです。
娘の症状
8月のお盆直前の事です。
2泊3日の旅行に自動車にて出掛けていた、2日目の夜でした。
宿に着くと「体がだるい」と言い始めて、熱が出始めたようなので、手持ちの漢方薬を飲ませました。
たまたま旅行中でしたので、薬も充分では無く、またドラックストアなどにすぐに買いに行けない「山奥」と言う事もあり、状況がちょっと悪かった事は不運です。
そして、夜になると「高熱」がでました。
体温計が無いので、何度かはわかりませんが、39度前後あったのでは?と思います。
症状は「熱」「吐き気」「嘔吐(おうと)」「下痢」「頭痛」「首の痛み(コリ)」と言ったところです。
汗はかいていませんし、咳(せき)や喉の痛みはこの時点では訴えていませんでした。鼻水もありません。
ただ、手や足までかなりの熱を持っていました。しかし、話す感じの声は元気です。
このような症状から、昼間の外気温は35℃でして、宿泊場所に入る直前に、塩化物泉の温泉に入った事もあり「熱中症」かな?と思いました。
自分で水分・塩分をとれない場合や、真っ直ぐに歩けない場合は、すぐに病院に連れて行った方が良いでしょう。
もし、この時点で、手足が痙攣(けいれん)していたり、意識がもうろうとしている場合など、意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温の場合には「救急車」です。
命にかかわります。しかし、素人にはなかなか判断が難しいです。
救急車を呼ぶ前の判断に迷った場合には下記にて電話相談できます。
15歳以上の成人の場合には「#7119」で救急相談。
15歳未満の場合には「#8000」で小児救急相談。
この2泊目は「ログハウス」の貸切での宿泊でしたので、隣の部屋などご迷惑をかけるような事態にはならずに済んだのですが、逆に言うと「冷蔵庫」に保冷剤があったり、氷も作れたので、これは幸いでした。
水も手軽に飲めましたが、イオン飲料は無かったので、塩を舐めさせたりして様子をみました。
熱中症なのか?夏風邪なのか?
身体の手も足も熱かったことから当初は「熱中症」を疑いまして、とにかく高熱で頭痛や嘔吐・下痢などがありましたので、その晩はできる限り熱を下げる対処をしてみました。
しかし、素人には夏カゼなのか?熱中症なのか?、症状も似ているため、判断しにくかったです。
いずれにせよ、下痢と高熱による脱水症状防止の為「水分」を「こま目」に取らせるしか無かったです。
そして、眠れぬ夜を過ごし、翌朝になった時点で、若干、熱も下がったことから、そのまま自宅に帰る判断をしました。
途中、ドラックストアで「熱を冷ますシート」を購入しましたが、解熱剤などは買わずに、自宅に帰ったら医者に連れて行く事にしました。
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お医者さんへ
ログハウスから約3時間で自宅に到着して、熱を測って見ますと、37.4℃でした。
しかし、午後15時には、39.4℃まで上昇した為、予約が取れた夕方に近所の人気小児科に連れて行きました。
冬には非常に混雑している医院も、夏は非常にすいていて、先着は1組だけでした。
診察してもらうと、喉が少しだけ赤いとの事です。
お医者さんからは「掛かりつけの医者のところで見てもらうように」とも言われたのですが、娘は小学校に入ってからの6年間、小児科は1回くらいしか受診していません。
不思議にも娘は、あまり病気しませんで、小学生の間に学校を休んだのは1日くらいです。
歯医者さんは毎月行っているのですが、小児科は、掛かりつけと言えるお医者さんはないんですよね?
そのため、掛かりつけに行けと言われても困ってしまいました・・。
ともあれ、たぶん夏風邪だろう?と言う事で、下痢などの対処薬、抗生剤、カロナール(アセトアミノフェン錠200mg)を処方されました。
市販薬の解熱剤
このアセトアミノフェン錠200mgですが、もし「市販薬」ですと「ノーシン」になります。
早く効くのは「ノーシン散剤」ですが、これら普通のノーシンは「15歳以上」となります。
小中学生の場合には「小中学生用ノーシンピュア」ですね。
7歳から服用できます。
もし、市販薬で解熱させるには、これら「ノーシン」のシリーズが良いです。
ただし、あくまでも対処法ですので、根本的な「カゼ」のウイルスなどをやっつけてくれるわけではありません。
脱水症状防止
下痢は体内のウイルスを排出しようとする動きですので、下痢は悪い事ではありません。
むしろ、便秘になってしまうと、ウイルスがは排出されませんので、便秘の場合には医者にきちんと話をした方が良いです。
ただし、下痢をしますと、体内の水分が失われますので、水分補給は大切です。
少しずつでも良いので、回数を多くして飲ませましょう。
「ポカリスエット」「グリーン・DAKARA」がお勧めです。
普通のDAKARAは塩分が入っていないので「グリーン」が良いです。
ポカリのイオンウォーターは、甘味料(スクラロース)が入っているので、普通の「ポカリ」がお勧めです。
上記でしたら、コンビニでも売っています。
もし、夜間などでイオン飲料が手に入らない場合には「水」を飲ませるだけでも、もちろん効果があります。
高熱が出た要因を考えてみる
熱が出た旅行でも、熱中症対策は取っていましたし、屋外で何時間もいたと言う無理もしていません。
そのため、カゼのウイルスに負けてしまった要因としては、やはり「エアコン」だと思います。
特に、寝ている間のエアコンで自律神経を少しおかしくしてしまい、抵抗力がちょっと弱っていたところに、手洗い不十分でウイルスが口から入ったと推測しています。
しかし、今年の夏は暑いですので、エアコンが無いと寝れませんし、対応と言ってもなかなか難しいですね。
エアコン温度を余り下げずに、28℃にして、それでも暑い人は「氷まくら」などで対処することが良いみたいです。
夏風邪に良い食事
熱が37度台でしたら、娘は食欲もありましたので、食べさせました。
食べる事が治癒への近道でもありますからね。
しかし、胃や腸に負担が掛かるのもは避けました。
お勧めとしては「うどん」「おかゆ」「温泉たまご」「豆腐」ですね。
デザート系だと「プリン」「ゼリー」。
飲み物でした「りんごジュース」やイオン飲料も良いらしいです。
以上、我が家で発生致しました、子供の高熱騒ぎによる対応方法でした。
どうぞ、皆様もお大事になさって頂けますと幸いです。