郵送検査キットで「ピロリ菌」の判定が本当にわかるのか?試してみた~その結果は?

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ピロリ菌は略称で正しくはヘリコバクター・ピロリ菌と言います。

そんなピロリ菌が、通販などで購入できる「ピロリ菌」検査キットで、実際にピロリ菌の検査結果は、どのようになるのか?
実際に試してみましたので、その記録を記載したいと存じます。

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息してしまう細菌です。
ピロリ菌があると、胃炎や胃潰瘍などの胃の病気を引き起こすこともわかっており、2000年からピロリ菌の除去には一定の条件を満たせば「保険診療」も適用されます。




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実際問題、十二指腸潰瘍などに悩まされておりました父も、40代の頃に、ピロリ菌をやっつける薬を飲み始めましたところ、ほぽ完治し、以後、おなかが痛いなんてことは発生していません。
慢性胃炎や胃潰瘍になる原因の1つが、ピロリ菌と言う事ではなく、ピロリ菌そのものが主な原因だと、現在は考えられるようになってきたようです。
要するに、胃の粘液が減って、毒素で胃壁が傷ついてしまうようです。
ピロリ菌がいると、胃がんになる確率も20倍以上に跳ね上がるとも言われているようです。
実に胃がん患者の80%以上が、ピロリ菌に感染していたとの研究報告もあるようです。

なお、ピロリ菌は自然界にはいる菌のひとつですが、赤ちゃんが生まれたときから、胃の中にいるのかどうかは、まだ、研究が進んでいないようです。

ただし、お母さんがもともとピロリ菌に感染していたら、子供にもそのまま移っているとも言われます。
ピロリ菌を持っている人間は、唾液・歯垢・フン(糞)にも、ピロリ菌が含まれている場合があります。
そして、口から侵入することで感染すると考えられています。

よく「生水」を飲むとピロリ菌に感染すると言われています。
日本で整備されている水道でしたら問題ないようですが、山などにハイキングに行って、湧水をちょっと飲んだなんて経験ないですか?
私も、よく子供のころから飲んでいました。
たしかに、おいしいですしね。
でも、そんな行為から、ピロリ菌が体内に入ってしまう可能性もあるようです。

子供の頃に感染してしまうと、除菌しない限り胃の中に棲みつづけると言います。

ピロリ菌に感染すると、炎症が続きますが、大人になればなるほど、すなわち、中高年になると、胃も弱っていますので、症状が出始めるようです。

私も、ピロリ菌が原因なのかは?、わかりませんが、すぐ下痢気味になったりします。
数年前まではコーヒーもブラックを飲んでいたのですが、最近は、ミルク入りでないとコーヒー飲めない状態、ブラックだと数十分して下痢になるような状況です。

妻は、すぐに胃が痛くなったりすると言う、こんな感じで、夫婦ともども胃の調子が悪いような状況と言う事もあり、試しに、夫婦で郵送式のピロリ菌検査を受けてみました。

簡単にできるピロリ菌検査

検査キットでのピロリ菌検査は、色々と調べてみましたら、下記の3通りありました。

・血液からの検査
・糞便からの検索
・尿からの検査

血の検査は、針の先っちょみたいのを指に刺して、数滴程度の血を取る方法ですが、ちょっと痛そうです。
便からの検査は、大腸がん検査と同じように、2回分の便を取って送るものですが、ちょっと臭そうです。
そのような理由から、一番簡単とも思える、尿検査式のピロリ菌検査キットを取り寄せました。

なお、検査の確実性から申し上げますと、病院で検査を受ける方法が、一番確実に白黒ハッキリするようです。
内視鏡を使う検査では、実際に、内視鏡で胃の粘膜を採取して検査します。
それ以外に、精度の高い方法としては「尿素呼気試験」と言うものがあるようです。
錠剤を飲んで、吐く息をパック容器に吹き込んで、その呼気からピロリ菌がいるかどうか?、反応を調べるようです。
早ければ30分(病院によっては翌日)に結果が分かるだけでなく、体への負担が少なく、かつ精度も高い検査法になっているようです。
この「尿素呼気試験」が、ピロリ菌を検出するには、一番良さそうなのですが、残念ながら楽天やアマゾンなどの通販で取り寄せられる検査キットに、この尿素呼気はありませんでした。

なお、病院で、ピロリ菌による症状と思われる病気でもないのに、尿素呼気試験などのピロリ菌検査を受ける場合には、保険適用にはならないようです。
要するに、胃が痛いなど、病気の治療目的の場合、医師の判断で、ピロリ菌検査となった場合には、保険が適用されます。

なので、そもそも、胃の調子が普通の状態で病院に行ったとしても、自費診療で、尿素呼気のピロリ菌検査も100%自費となってしまうようです。
なお、自己負担額は100%で約1万円前後と考えてよいようです。

と言う事もあり、今回は、通販の検査キットを利用してみました。

実際に検査してみた

実際にピロリ菌検査で注文したのは、下記の検査キットです。

自宅で検体を採って郵送で検査

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なんか、写真の容器だけ見ますと「検便」かと思われるかと存じますが、その容器に、おしっこを入れて送るだけなので、まぁ、非常に簡単です。

口コミ情報をみても、ピロリ菌にかかっていたと言う検査結果が届きしましたと言う情報が、結構記載されています。
日本人の半分は、ピロリ菌に感染していとも言われていますからね。

ただ、どうも、一晩寝て、翌朝の一番搾りでないと、検査しても、ピロリ菌いませんでしたと言う結果になってしまうようです。
私も、注意して、説明をよく読んだつもりで、妻よりも先に検体を送ったのですが、妻が読んだ際には、朝に採取と記載があった模様です・・。

と言う事で、検査結果は下記のようになりました。

検査結果は

陰性・シロでした。

妻の検査結果も、ピロリ菌ナシでした。

ただ、私の結果は、尿を失敗した可能性があるので、なんか、検査結果を信じられなくて、イマイチ、もやもやしますが、まぁ、仕方ないところです。

少しでも正確を期すのであれば、少々高くても、病院で検査をうける方がよさそうです。
でも、私の失敗例?を記載しましたので、この記事を最後までご覧いただけた方は、郵送キットでも大丈夫ですね。(^-^)

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