種まき
気温15~20℃の頃に、深さ1cmの穴を開けて、3、4粒ずつ点まきし、土を被せる。温度に敏感てせ外気温が20~25℃になると発芽する。
ただし、種から育てるのはちょっと難しいので、5月上旬~6月上旬に「きゅうりの苗」を購入するのがお勧め。
プランターに植える場合には、株間は30cm以上取るのが良い。
日照量
肥料は無くても育つが、日光は必要不可欠で、ほとんどの野菜の場合において成長の源は「太陽の光」。できる限り日当たりの良い場所にプランターを置きましょう。
半日日陰になるような場所だと、収穫量は大幅に落ちる。
水やり
苗の頃に水を与えすぎると、根から腐って枯れるので注意。
しかし、実がなるようになってからは、大量に水を必要とする。水が不足するとキュウリの実が極度に曲がってしまう。
水が不足こする際の水やりについては「プランターでの水やり」をご覧願います。
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肥料(追肥)
追肥は、肥料切れにならないように5月から月に2、3回を施します。
株元にまくと、肥やけを起こすので気をつけて施します。
間引き
種から育成した場合は、発芽したあとに病弱な苗を間引くのですが、キュウリには間引きのタイミングが2回もあります。
キュウリは繊細な野菜です。間引きはより丈夫な苗を残す為の作業となります。苗から購入した場合は不要です。
発芽直後、発芽してすぐに、良い苗を残して苗を一箇所2本にする。
本葉3、4枚頃に、よく成長して葉や茎がキレイな苗だけを残し、苗を一箇所1本にする。
支柱
苗の長さが20~30cmになる前に、1株に1本、長さは100cm以上の支柱を立てる。できれば180cm以上の長さが良い。
茎が垂れ下がらないように、所々を支柱にひもでゆるくしばる。
キュウリの葉や茎は非常にもろく折れやすいので、支柱立てや誘引を行うときは折れないように注意して行いましょう。
摘心
摘心とは--脇芽や花、実の成長を促したりする為、植物の大事な成長点(茎の先端等)を手やハサミで切る事です。すべての品種でいえる事ですが、親づるに生える葉は取ったらダメでございます。子づるとその葉は以下の状況にあわせて取ります。
下から5節目(地面から5枚目の本葉がついているところ)までに出た子づるは摘み取る。 6節目(地面から6枚目の本葉がついているところ)から出た子づるは葉が2枚出るまで伸ばし、その先を摘み取る。 茎(親づる)の長さが1m80cm(支柱が短い場合は支柱先端までの長さ)になったら、先端を摘み取る。 こうすることによって、充実した実を作ることができる。
主な害虫
アブラムシ類、ハムシ類、うどんこ病、ウィルス病、べと病など
収穫
定植してから約30日、花が咲いてから約10日で収穫開始。
手ではもぎとりにくく、つるを傷めてしまうのでハサミを使おう。
開花後7日~10日くらいで収穫できますが、最初の2~3果は株を疲れさせないために若どりします。
その後は、20cm(重さ100g)前後を目安にハサミで切り取り収穫します。
順調に実がなりだすと、日ごとにどんどん大きくなり、収穫を忘れると大きくなりすぎて美味しくなくなってしまうと共に、後からの実の出来が悪くなってしまう。 長さ20cm位になったら早めに収穫してしまおう。 それより小さいもの(モロキュー)も柔らかくて、生で食べるにはむしろ美味しい。
ピーク時には1日で実が3cm以上成長することもあるので、さぼっていると収穫時期を逸してしまうので注意。
花がボトッと落ちてから実が収穫できるようになるまで10日もありません。あっという間に大きくなりますので、取り忘れに注意。
注意点
根が浅く、多くはるので、土の乾きに注意して水やりを多くする。
多湿に弱いので、梅雨期を元気に乗り切るのが、成功のポイントです。
キュウリの根は、浅いところで横に広がる性質があります。
プランターは深めのものを使いやわらかい土を利用
連作
接ぎ木苗なら連作可能ですが、2年は連作をしない。
メロン、スイカなどのウリ科の野菜との連作もさけましょう。
小生が使用したプランター育成内容
プランター きゅうりだけの場合は最大2株までが良いか?
支柱 180cm 1株につき1本
実録
6月6日 晩成型のきゅうり苗を1株植え付け
6月14日 肥料 野菜がおいしくなる肥料 500g N:P:K=3.5:5:4 日清ガーデンメイト
7月13日 追肥
7月25日 追肥
7月25日 うどんこ病発生 木酢液希釈散布
※天候不順で 1週間晴天がない 産地のきゅうりも不作とニュース報道
7月26日 続けて木酢液希釈散布 効果が現れる
10月中旬 全滅ではないが、だいぶ枯れてしまった。日照不足でもきゅうりほど弱くないピーマンはまだ比較的元気。