家族を守る防災グッズ【厳選5項目】

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 このコーナーでは、飲料水・食料の他、あると便利な災害用品を厳選してご紹介します。

停電対策

 暗い夜を迎えると人間悲しくなってしまいます。明かりは必要です。
 懐中電灯やラジオくらいは皆様お持ちだと存じますが、その他にも色々と地震や停電のときに便利なグッズがあります。
 
 地震感知型照明器具
 地震を感知すると自動で天井照明点灯。充電されており、地震で停電しても自動点灯。寝室などに最適。

 感震保安灯
 地震を感知すると自動的に点灯。バッテリー内臓で停電時も点灯。
 普段充電し、地震感知機能はないけど停電になると点灯するタイプは、ブレーカーが作動して、家がまっくらになった際にも自動的に明かりがついて便利です。

 ワンセグ・テレビ
 地震のニュースはやはりテレビが最適。停電でテレビが映らない場合の情報収集に。乾電池で見れるタイプが便利。ただ、結構電池消費しますので、予備電池も忘れずに。

 乾電池の備蓄
 色々な種類の乾電池をある程度の本数、常に在庫として保管しておくことも重要です。

 ストーブ
 石油(灯油)を使用する暖房器具でも最近は電気を使う物が多いです。昔ながらの電気を使用しないストーブは停電時に重宝します。もちろん、普段でもお使い頂けます。

 ソーラー発電
 普段より太陽熱発電装置(ソーラー発電)を設置しておく事により、停電時の電力を確保します。本格的なものは何百万としますが、電灯1個程度の小電力でしたら数万円で可能。
 古い自動車用バッテリーにソーラーパネルを繋いで、コンバーターで12Vから100Vに変換するなど、あなたの工夫次第。普段は、玄関灯などに使用すれば電気料金節約・温暖化防止にもなり、災害時には夜間のちっょとした照明用や、携帯電話の充電用に使えるなど、あなたの工夫次第です。

 ポータブル発電機
 より多くの電力を確保したい場合に有効です。普段はキャンプなどに使用することもできますね。最近の機種は小型軽量で低騒音で、価格も安くなっているようです。

 自動車のガソリンは常に満タンに
 自動車をお持ちの場合、災害時は貴重な空間となります。ラジオから情報収集できますし、カーナビにテレビ視聴機能がついていればテレビのニュースも見れます。ただし、ガソリンが切れるとやっかいなことになりますので、普段からガソリンを常に満タンにするなどの工夫が必要です。

 消火器も、非難ハシゴも、火災報知器なども、種類も豊富で価格も手頃です。




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避難ハシゴ

 2階建て位で、若い方でしたら、いざと言う時窓から飛び降りることもできますが、子供や高齢者、また3階建てとなると飛び降りることはできませんね。
 よって「避難ハシゴ」が必要になります。マンションなどには法令で避難ハシゴが設置されていますので、どこにあるか必ず確認しておきましょう。
 我が家では、地震災害と言うよりは、火災などで階段が使用できなくなった場合の避難手段として「避難ハシゴ」をベランダに置いています。
 普段はコンパクトな箱などに収納されており、いざと言う時使用します。2階用、3階用と市販されています。できれば、1度ご家族で避難訓練するのも良いですね。
 火災だったら、すぐに消防車が来て助けてくれるよとお思いのあなた様、地震の際の火災ではすぐに消防車来ません。また、地震の際には階段が破損して地上に降りられなくなる可能性もあります。是非、お勧めの防災用品の1つです。
 また、2階・3階のマンションやアパートの場合、設備として避難ハシゴが設置されていても、その避難ハシゴが壊れたりして使用できなかった場合に備えて、1本個人用として所有しておくのも良いですね。
 もし、緊急はしごを探す場合は、長さに注意してください。最近では4階用、5階用なんてのも販売されています。

救命胴衣

 小生の事を「やりすぎだ」「心配しすぎ」とのご批判もあるかと存じます。小生は神経質であったり、細かい正確の血液型と言うわけでは有りませんが、小型船舶操縦士1級免許を持っている私は、少なからず「水の怖さ」を知っております。また、洪水や津波とは無縁の地に住んでおりますが「救命胴衣」を家族分自宅に常備致しております。
 飲酒運転による交通事故に巻き込まれて、橋から車ごと海などに転落して、幼い子供が水死すると言う事故だけでなく、アメリカでは高速道路の橋が崩れて、ミシシッピ川に車50台が水没したと言う事故もありました。
 その為、我が家では車にも子供用救命胴衣を常備しています。救命胴衣は短時間でも着用可能ですので、万が一、水面に車が転落しても数十秒の浮いている間になんとか着せる事ができるのではと考えています。
 津波の心配がある低地や海岸近くにお住まいの方や、洪水の危険がある川周辺にお住まいの方は、ある意味救命胴衣は必需品ではないでしょうか?
 普段しまっておくだけではもったいないと言う場合は、スノーケルをする際に救命胴衣を着ると、泳げない方でもスノーケルを楽しめますので、海に出かけた際などにご活用下さい。
 救命胴衣を購入する際は、日本製または日本の検査機関に承認されているライフジャケットを購入するようにして下さい。海難事故などに敏感でない外国製や安い物などの場合、浮力が弱かったり、もともと充分浮く目的でないスポーツ用タイプもありますので日本規格の救命胴衣がお勧めです。また、膨張式は子供には不向きです。
 気を失っていても、顔が水面から常に出る頭部保護つき救命胴衣がベストですね。津波対策としてなら、ヘルメットも同時に揃えましょう。

ヘルメットと粉塵マスク・粉塵用メガネ

 ヘルメットは火山の噴石や、地震(余震)などから避難時に頭部を守る為。粉塵用マスク、粉塵用メガネは、火山灰などの対策として備えております。そんな高いのは不要です。ヘルメットも1000円くらいから、粉塵用マスクは安いのなら何百円で、いずれもホームセンターの工事用品売り場で手に入ります。
 都市部やビルが多いところにお住まいの場合、買出しに行くにしても、避難するにしても、ヘルメットはビルなどからのガラス落下対策などとして重要です。
 また、東京は富士山が爆発すると火山灰が届きますのて、健康の為にも粉塵用マスクは必需品ですね。
 災害時に余計なケガをしないよう是非ご準備してはいかがでしょうか?

自動車に積んでおく災害用グッズ

 

 小生は家族を連れてドライブすることもありますので、いつ被災しても大丈夫なように、自動車にも災害用グッズをある程度常時積んでいます。
 前述致しました救命胴衣のほかに、家族全員が入れる大きめな、冬用の防寒ブランケット、高温にも耐える備蓄飲料水と最低限のものを用意しています。持っているのは、高温な車内保管も可能な飲料水・非常食・ブランケットの3点セットの「アークスリー」です。
 例えば、外出先で被災した時だけでなく、地震で家の中に入れなくなった場合の予備備蓄としても有効です。
 ブランケットはおにぎりの大きさ程度と大変コンパクトです。冬の夜に車の中で過ごす場合は、車の中と言えども大変寒くなりますので、必需品です。
 是非、ご家族人数分そろえてください。